シグネチャー

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シグネチャーについて

コーチ(COACH)は、アメリカ発の皮革製品のブランドです。主にバッグや財布、ポーチなどの皮革製品を展開しています。中でも人気のシグネチャーを大分析!

■ コーチといえばシグネチャー

レザーのバケツトートが一時期流行していましたが、最近ではシグネチャー(signature)というモデルが一番人気です。

■ シグネチャー モデル(signature model)の登場

2000年秋冬のコレクションからCOACH柄と呼ばれる、「CC」のロゴ模様をメインにしたデザインの「シグネチャー(シグニチャ−とも呼ばれることも)」がデビューしました。このシグネチャーモデルの特徴は、コーチの「CC」のモノグラムデザイン。

シグネチャーモデルは、コーチ(COACH)のブランド名の頭文字の「CC」を組み合わせたテキスタイル(生地)を使ってデザインされたアイテムのものをいいます。シグネチャーはレザーからテキスタイルへ素材が移行してきていても、コーチ本来の良さである丈夫さや使いやすさは今もなお引き継がれています。モノグラムというと、「ルイ・ヴィトン」のモノグラムを思い浮かべる人が多いかもしれませんが、ここで取り上げている「コーチ」だけじゃなく、「フェンディ」「プラダ」「グッチ」などにもモノグラムのバッグはありますので、見かけたことがあるという方は多いんじゃないでしょうか?

■ 2000年秋冬のデビュー

「シグネチャー」はコーチの主力を占めるシリーズとなりました。「シグネチャー」の大好評を受けて、2001年にコーチは「シグネチャー・コレクション」をスタートさせました。その種類は年々増えて、今では財布からボストンバッグ、スカーフ、傘までの広範囲なアイテム展開となっています。

このシグネチャー・シリーズを送り出したことによって、リード・クラッコフ(Reed Krakoff)は、CFDA(アメリカ・ファッションデザイナー評議会)アクセサリー部門において最優秀賞を受賞しました。

■ シグネチャーのブームが到来

2003年頃には、日本でもシグネチャーのブームが到来しました。

現在では、日本全国に約80店ほどの直営店があります。住友商事との合弁会社として設立したコーチ・ジャパンの展開する店舗の中では、首都圏では銀座店、渋谷店、六本木ヒルズ店、関西では心斎橋店が旗艦店という位置づけになっています。

コーチの公式ホームページを見ると、趣向を凝らしたシグネチャーが出されています。「signature tie dye(シグネチャー・タイダイ)」・・・タイダイというのは、「絞り染め」という意味で、生地に絞り染めのような模様が入っていて、プレーンのシグネチャーとは趣が違っています。パッチワークのようなデザインや、明るい色使いで、カジュアルにはぴったりのシリーズです。「optic signature(オプティック・シグネチャー)」・・・皮は、プレーンの皮革を使い、皮自体には染色はされていません。

使用するテキスタイルは、同色の織柄でCCの入った明るい色合いのものが多数。華やかさがあるので、ちょっとしたパーティにも持っていけそうな感じです。まさに「optic(視覚)」に訴えるようなデザインです。「scribble stitch(スクリブル・ステッチ)」・・・「scribble」とは「落書き」という意味。ベーシックなシグネチャーとは違って、ピンクやイエロー、グリーン、水色といった明るい色使いのCCが散りばめられたテキスタイルを使用して、ベーシックなラインとは違うイメージのバッグです。まさに落書きという感じでかなりポップなデザインですよ! リゾート用のバッグなどにいいかもしれませんね。「classic signature(クラシック・シグネチャー)」・・・バッグの型は、定番の形が多いことや、シグネチャーのベーシックなテキスタイル(茶色地)を使用している辺りが「classic」たる要因でしょうか?「signature scarf print(シグネチャー・スカーフ・プリント)」・・・大きくCCの文字がプリントされたシルクのスカーフを使って作られた布製の皮付属バッグです。 色使いが独特なので、上手に洋服とコーディネイトするのは難しいかもしれませんが、70年代ファッションなんかには合いそうですよ。「mini signature(ミニ・シグネチャー)」・・・通常のシグネチャー柄とは違って、CCが少し小さいタイプのテキスタイルを使用しています。生地部分と同色の皮革を使用して統一感のあるデザインとなっています。明るいカラーのものもありますが、全体的に落ち着いた感じのものが多く、どんな場所にも持って行けそうなバッグです。

■ シグネチャーの登場以前 〜COACHの歴史〜

1941年 コーチは、マイルス・カーンとリリアン・カーンの夫妻は、何人かの職人たちと、ニューヨークのマンハッタンに、皮革製品を製作する工房をオープンさせたのがその始まりです。社名はゲイル社でした。

1961年 今の社名の「COACH」という社名になりました。ヨーロッパの老舗ブランドに比べると、かなり新しいブランドであると言えるでしょう。 「COACH」というブランド名の由来は、実のところハッキリしたものはないようです。わたしが調べた中で最も有力な説は、英語のcoachという単語には「馬車」という意味もあるので、「お客様の元へ大切なもの(言ってみれば自分たちの作ったコーチの商品)を届ける」という意図をもってその言葉が使われたのではないか?という説でした。

1960年代 「コーチ」というブランド名が公に使われるようになっていました。もうアメリカでは車が普及していたと思うのですが、車ではなく「馬車」という意味の言葉をつけた想いの裏側には、古き善きアメリカの開拓時代を懐かしむ気持ちがあったのでしょうかね?今ではバッグのCOACHとして有名ですが、当時は、バッグだけ、という感じではなくて、皮革製品全般を製作していたようです。その頃アメリカでは野球が大人気でした。野球に使われるグローブの材料となる皮に目をつけたカーン夫妻は、その皮を利用してバッグを作ることを思いつきました。グローブに使用されている皮(グローブタン)は、丈夫で使い込めば使い込むほど味わいが出てくるという特徴があります。

1960年代の初め その皮の良いところを生かすようなデザインのバッグが、COACHブランドの第一号としてデビューしました。このバッグは、化学薬品処理をしていない天然の皮を素材に使用していて、一つ一つ丁寧に手作業で作られており、使い勝手も良く丈夫なことから、人気を博しました。

1962年 には、女性向けのレザー製品を新たに売り出すために、映画『王様と私』の衣装デザインを担当した「ボニー・カシン」にデザインを依頼しました。彼女は、「カシン・キャリー」を始め、「バゲット・バッグ」「ダッフル・サック」「ドッグリーシュ」など、次々と新しいデザインを世に送り出しました。彼女のデザインにより、コーチは高い品質で、長く使えて飽きの来ないデザインの製品を作るブランドというイメージが定着しました。

1985年 にコーチは、サラ・リー・コーポレーションに吸収されました。

1988年 には、日本の百貨店の三越と提携して、日本の市場へ進出しその年の9月にコーチ横浜三越店、コーチ日本橋三越店がオープンしました。

1996年 には、「ラルフ・ローレン」「トミー・ヒルフィガー」のデザインとマーケティングを手がけた経験のあるリード・クラッコフをエグゼクティブ・クリエイティブ・ディレクターに抜擢して、よりファッション性を追求する方向へ歩み始めました。

1998年春 には、「ネオ・コレクション」を発表しました。今までの天然素材の皮を使用したものとは打って変わって、軽くて実用的な新素材を開発しました。高級時計メーカー(スイス)の「モバード・グループ」とライセンス契約し、新たに「ウォッチ・コレクション」を発売し、さらにそのアイテムの幅を広げました。


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