生食(センシク)

生食(センシク)について

■ ダイエットも韓流で行こう!「生食(センシク)」

韓国のダイエット食品と言えば、キムチや唐辛子(カプサイシン)、えごま油を思い浮かべる方が多いことでしょう。が、ここ数年、韓国で一大ブームとなっているダイエット食品は 生食(センシク) 。韓国のデパートの食品売り場では必ず生食コーナーが設けられているそうです。家族みんなで朝食に生食を食べることも珍しくないのだとか。生食が既に韓国の日常生活の中に浸透している証拠ですね。

■ 生食(センシク)って生の食べ物なの?

生食 (センシク)とは、火を加えず生で食べる食事という意味で、これに対して火を通して食べる食事のことを火食(カシク)と言います。 もともと韓国には、お寺の僧侶の修行食や病人の回復食として野菜や穀物をすりおろして食べる習慣がありました。この習慣が一般に広まり、浸透した訳です。野菜は加熱によってビタミン類、ミネラル類、酵素など、一部の栄養素が失われてしまいます。 酵素は、エネルギーを燃焼させるのみならず、食事によって摂取した糖質やタンパク質をアミノ酸に分解し、血液中を流れやすくしてくれます。つまり、酵素の働きが活発化すると新陳代謝が向上し、肥満の予防につながります。酵素は熱に弱いため、食品を加熱、加工すると失われてしまいます。 一方、この酵素の働きは、ビタミン類とミネラル類がなくては、活発化させることができません。しかし、ビタミン類とミネラル類も酵素と同様に食品を加熱、加工すると失われてしまいます。

生の野菜であれば、栄養素が失われることはありません。しかし、生の野菜は体を冷やしますし、消化吸収もあまり良くありませんし、たくさん食べることは困難です。 そこで、できるだけ生の状態に近く、栄養成分も保存して食べるために、新鮮な穀物や野菜、豆、海草などの素材を一旦凍結乾燥(フリーズドライ)させて粉末にしたものが、 生食(センシク) です。凍結乾燥されることによって、通常の一食では食べきることのできない多量の栄養素を効率的に摂取することができます。 体に必要なビタミン類、ミネラル類、酵素などを丸ごと摂取することのできる生食(センシク)は、エネルギーを代謝しやすい体づくりをサポートしてくれる自然派健康食品です。つまり、ダイエットにはとても効果的なのです。

■ 生食豆知識:「フリーズドライ製法とは・・」

凍結真空乾燥法(フリーズドライ製法)とは、「真空状態のとき、氷が水になることなく直接水蒸気になる現象(=昇華)」を利用した乾燥法です。実際には、食材を調理(加熱・殺菌)した後に、氷点下で凍結させ、真空状態にし、乾燥させます。この方法で作られた食品をフリーズドライ(FD)食品と言います。
凍結真空乾燥法では、低音で酸素の少ない状態で乾燥することから、素材の色、味、香りなど、生の風味が保存でき、また、栄養成分や香気成分の損傷がほかの製法より遥かに少なく、組織形状の保持にも優れている、という利点があります。
多孔質でしかも復元性のよいFD食品は、粉末ミソ汁、即席麺、ベビーフーズ、インスタントコーヒー、スープ、ふりかけ、茶漬など、様々な食品に利用されています。
韓国では、現在100社から200種類を超える生食製品が製造・販売されていますが、完全に凍結乾燥製法で生食食品を作っている会社はわずか4社のみです。

■ 生食豆知識:「薬食同源と陰陽五行」

韓国では、五色の野菜をバランスよく組み合わせて食べると、やせやすく太りにくい体質に改善されると言われています。かのヨン様も五色の野菜をダイエットに取り入れていたのだとか。
この背景には[韓方]の考え方が深く関わっています。韓方は、中国から伝わった漢方が、韓国独自の研究と伝承によって進化し、社会に根付いたものです。この[韓方]には、[薬食同源](「良い食べ物は良い薬となり良い体を作る」という考え方)と、古代中国の[陰陽五行]の思想が反映されています。韓方においては、白・赤・緑・黒・黄色の五色の食材は自然のそれぞれの食物を代表するものであり、この五色の食材を組み合わせたものがバランスの取れた食事と考えられています。
生食はこの五色の野菜のバランスがよく、ビタミン、ミネラル酵素などを簡単に摂る事ができます。

■ 韓流!生食(センシク)ダイエット

現代人の食生活では、エネルギーとなる栄養素(タンパク質、脂質など)が過剰に供給されるのに対して、それを燃焼させる栄養素(ビタミン類、ミネラル類、酵素など)が不足しています。このため、栄養素の多くが完全に燃焼されずに脂肪となって皮下に蓄積されるようになります。言うまでもなく、これは肥満の原因になります。

ダイエットのためには、十分な栄養素を摂取しながら、エネルギーの摂取量を減らし、新陳代謝を活発にすることで体内に余分な脂肪が蓄積されないように心がけなければなりません。
生食(センシク)は、火食に比べて体内のエネルギー代謝の効率が高く(6倍ほど)、体に必要な自然のすべての栄養素と各種酵素、葉緑素、フィトニュートリエント(食物活性栄養素)、食物繊維などが含まれており、消化管の運動を活発にさせ新陳代謝を促進させます。また、余分な脂肪や老廃物を排泄させ、自然にダイエットできるようになります。また、新陳代謝が活発になって脂肪を燃焼しやすい体となれば、ダイエット後のリバウンドも起こりにくくなります。

ダイエット目的であれば、生食(センシク)は1回あたりの摂取カロリーが普通食よりも遥かに少ないため、1日3食のうちの1食を生食に置き換えたり、間食代わりに利用したりするとよいでしょう。普通食に不足しがちな栄養素を補う目的にも活用することができます。

さらに、生食(センシク)を食べるだけでなく、基礎代謝量を高めることができる有酸素運動(ウォーキング、水泳、全身エクササイズなど)をあわせて行うと、ダイエット効果を高めることができます。

また、生食を食べる前後に水分を十分に摂取すると効果的です。胃の中で、乾燥状態の生食が水分を吸収して膨張し、満腹感が得られるので、過食を防ぐことができます。しかも、水分を多く摂取すれば、体の中に蓄積された老廃物の除去も促進され、ダイエット効果をより早く実感することができるでしょう。
さらに、普段の食事も、雑穀ご飯(麦ご飯や五穀ご飯など)、おひたし、味噌汁など脂肪分の少ない和食を中心にし、野菜をたくさん摂取するとよいでしょう。

現在、日本で入手することのできる生食(センシク)食品は、粉末タイプかクッキータイプ。
粉末タイプは水や牛乳で溶かして飲みます。硬度の高いミネラルウォーターや大豆イソフラボンを含んでいる豆乳を使うのがおすすめ。クッキータイプは携帯に便利です。

生食(センシク)は基本的には体への負担が少ないダイエット食ですが、体質的に向いていない人もいます。冷え性の人胃腸が弱い人で、生食を食べたあとに頭痛や発疹などの症状が出るようであれば、即座に生食を食べるのを止めて様子を見ましょう。

■ 生食豆知識:「ローフードダイエット」

生食(センシク)と同様の考え方のダイエットに、ローフードダイエット(Raw Food Diet)があります。
ローフードダイエットは、食材を調理(加熱)せずに生の状態で食べることで、食材の成分をすべて摂取しようとするものです。原則は[煮ない][焼かない]。温める場合でも最高限度は46〜48℃程度。基本となる食材は野菜,果物,豆類,種子,海藻類など植物性の食物で、好みによって乳製品や魚介類を食べます。野菜しか食べない人はベジタリアン、果物,種子しか食べない人はフルータリアンと言うそうです。
著しく体脂肪が減ったり、健康になったり、と良い面もある反面、無月経になりやすいなど、悪い面もあります。一般的に考えると偏食になるので、専門家の間でも賛否両論分かれています。


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