青汁

青汁について

「うーん、まずい!」のCMで一躍有名になった 青汁 。青汁とは、生の緑黄色野菜をすりつぶして搾った汁のこと。 青汁と一口に言っても、使用されている原料によって成分は異なります。そのため、その栄養素の効果も様々ですが、主要成分である緑黄色野菜には、現代人の生活に不足しがちなビタミン類やミネラル類が豊富に含まれています。青汁に共通して言えることは、飲用によって、不足しがちな栄養素を補給することができることです。

■ 青汁の誕生

青汁 の誕生は、1943年(昭和18)。元倉敷中央病院名誉院長・故遠藤仁郎医学博士(1900-1997)が、食糧難で苦しんでいた家族の健康を考え、畑に捨てられていた大根の葉をすりつぶして飲ませたのが最初と言われています。[青汁]と命名したのは遠藤博士の夫人(同博士はアオジルではなくアオシルと言っていた模様)。1954年(昭和29年)にはケールの青汁が初めて作られ、1961年(昭和36年)には『青汁の効用』(主婦の友)が刊行され、全国に青汁ブームが巻き起こりました。
その後、様々な種類の葉で作られた青汁が全国で愛飲されるようになり、現在に至っています。
遠藤博士考案のケールの青汁は、遠藤博士の夫人の命名により、遠藤青汁と呼ばれています。

■ 青汁だって、いろいろ

青汁の代表的な材料にはケールや 大麦若葉 、ゴーヤなどありますが、明日葉、モロヘイヤ、小松菜、クレソン、キャベツなど、生食ができて比較的アクの弱い野菜が使われます。

ケール

ケールは、アブラナ科ブラシカ属のハキャベツで、ブロッコリーやカリフラワーの仲間であり、青汁の多くが原材料としている野菜です。ビタミン類、ミネラル類が豊富で、葉緑素や食物繊維を豊富に含んでいます。特にビタミンA(β-カロチン)やビタミンCの含有量が多いのが特徴です。

桑の葉

桑は、クワ科クワ属の総称で、日本の各地で自生または栽培されている落葉性の高木です。古くから、養蚕用また生薬として利用されてきました。各種ミネラル類や、フラボノイド類、γ-アミノ酪酸(ギャバ)、食物繊維などが豊富に含まれています。さらに桑の葉特有の成分DNJ(デオキシノジリマイシン)は、血糖値の上昇を抑える効果もあると言われています。

よもぎ

よもぎは、山野や道端に自生するキク科の多年草で、桑の葉同様に古くから馴染みの深い薬草です。よもぎの効用は広く、血液をサラサラにする効果があることで知られています。よもぎを煎じて飲むと便秘や冷え性、貧血に良く、傷口に塗れば止血効果もあります。葉緑素や食物繊維が豊富に含まれています。

ゴーヤ

ゴーヤは、アジア原産のウリ 科の植物で、独特の苦味を持つことからニガウリとも呼ばれています。沖縄では栄養価の高い野菜の一つとして昔から日常的に食されてきました。ビタミンCやミネラル類(カリウム、マグネシウム、カルシウム)などの栄養素がバランスよく含まれています。ゴーヤにはまた、血糖値を下げる効果があります。

明日葉

明日葉は、房総半島や三浦半島、伊豆七島など、温暖な地方の海岸に自生するセリ科の植物です。最近では、抗がん作用がある食材としても注目を浴びています。カロチンやビタミンB、ミネラル類(ナトリウム、カリウム)などが他の野菜と比較しても多くバランス良く含まれています。

緑茶

緑茶は、青汁を飲みやすくするために他の緑黄色野菜を混ぜて使用されます。緑茶そのものにも、ビタミンやミネラル類、食物繊維などが豊富に含まれているため、栄養補給や健康維持に効果的です。


どの種類の青汁でも、腎疾患のある人は医師の相談をあおいでから飲むようにしてください。また、青汁は一度に多量に飲みすぎないように注意しましょう。


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